千葉県経済

調査研究情報

県内企業のグローバルビジネスの動向と課題

(株)ちばぎん総合研究所
調査部主任研究員
安間 慎一郎

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<内容>
経済のグローバル化の進展に伴い、日本企業のグローバルビジネスは広がりを見せています。今回の調査でも、@県内中小企業の3社に1社がグローバルビジネスに取り組んでおり、海外を目指す企業の規模が大企業から中小企業に広がっている、A進出先としてはChina+1など新興国での展開が増えている。新興国への進出は、リーマンショック後の厳しい経営環境下でも衰えておらず、中小企業の「長期的な経営視座に立った覚悟」が窺える、B進出目的も、安価な労働力の活用や取引先の海外進出への追随から、成長著しいアジアの需要の取り込みへとシフトする動きが着実に広がっている、ことなどが確認されました。他方、為替変動や新興国の人件費上昇をはじめ、さまざまな環境変化によって、撤退や縮小を迫られる事例も(中国などで)徐々に増えつつあります。
今後、事業拡大を目指す県内中小企業は、自社の強み・弱みを分析し、将来有望な分野や自社の強みを発揮できる分野に向けて経営資源を投入していく必要があります。
「グローバルビジネスを志向する企業」と「インバウンド需要を志向する企業」を対象に、今後の経営戦略のポイントをまとめました。
まず、「グローバルビジネスを志向する企業」は、@事前準備を徹底すること、A公的支援機関や金融機関をフル活用すること、B各種リスクを想定したストレステストを行うこと、C権限移譲と企業統治とのバランスを極めること、の4点。
次に、「インバウンド需要を志向する企業」は、@地域ならではの観光資源の掘り起こしと外国人向けのブラッシュアップ、Aインバウンド客対応ノウハウの向上、B他国の文化・風習・習慣の能動的な理解、Cインターネットの戦略的活用、D付加価値の組み合わせや向上による差別化、の5点が挙げられます。

 

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