千葉県経済

調査研究情報

成田空港と地方創生

(株)ちばぎん総合研究所
調査部研究員
大塚 裕美

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<内容>

1.成田空港の現状
成田空港では、検問のノンストップ化や第3旅客ターミナルの供用開始など機能強化を着実に進めてきました。インバウンド観光客やLCC路線を利用する国内客が増加基調にある中で、2020年東京オリンピック・パラリンピック後も増え続ける旅客需要も見据えて、2016年9月における四者協議会では第3滑走路建設等に向けた検討が始まりました。さらなる機能強化に向けて、成田空港は新たなステージを迎えています。

2.総合戦略における成田空港の位置づけ
2015年度に策定された県内54市町村の「地方版総合戦略」をみると、成田空港の活用による地域振興を標榜している自治体は35市町村と広がりがみられました。一方、具体的な施策まで落とし込んで成田空港を位置づけたのは空港周辺地域の6自治体のみで、成田空港の活用意欲には温度差がみられているのが実情です。

3.成田空港と千葉県経済のWin-Winの関係構築に向けて
成田空港と千葉県経済の発展に向けて、以下の3つを提言します。1つ目は、成田空港の機能強化の早期実現と、すべての人に優しい空港・地域づくりです。2つ目は、成田空港と県内各地を結ぶ2次交通網の整備とともに、自治体間や民間との広域連携を進めることです。3つ目は、千葉県民を始めとして、成田空港と圏央道でつながる茨城・埼玉県民も、成田空港に愛着心を持って航空利用だけでなくショッピングなど幅広い活用を促進することです。
地方創生機運が高まっている今、成田空港の更なる発展と地域経済の活性化の両立が図れるチャンスがきています。Win-Winの関係構築に向けた積極的な取り組みが真の地方創生につながるものと思います。

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