千葉県経済

調査研究情報

東京オリ・パラの準備状況とオリ・パラ後を見据えた県内建設業界の動き

(株)ちばぎん総合研究所
調査部主任研究員
下出 直樹

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<内容>

1.東京オリンピック・パラリンピックに向けての千葉県内の準備状況は?

 開催まで残り3年を切り、8競技が実施される千葉県では、記念イベントや競技体験会などが相次いで開催されるなど、大会に向けた機運が徐々に高まりつつあります。
 県内市町村への準備状況に関するアンケートでは、大会に向けて取り組む施策として「関連イベントの実施」や「パラリンピック競技の啓発」が多く挙げられました。1年前と比べて、各自治体の対応は、総花的なものから、開催を意識した、より実践的なものに向かっています。

2.千葉県における東京オリ・パラの成功の条件とは?

 成功の条件は、「全チケットの完売と会場が満員となること」「パラスポーツ、サーフィンの聖地として大会後も多くの選手、お客様をお迎えすること」「選手、お客様に県内各地を楽しんでいただける環境を整備すること」の3点です。大会を成功に導くため、県及び市町村、民間企業、経済団体が一体となって、「オリ・パラへの意識や関心の高揚」、「ハード面の整備」、「ソフト面の整備と地方創生・地方活性化に向けたレガシー創出」に取り組むことが必要です。一方、新国立競技場など大会施設整備が本格化するなか、ホテル建設のほか、物流施設や好調な貸家ニーズなど、大小の建設プロジェクトが豊富な本県の建設業者では、人手不足が深刻化しつつあります。

3.人手不足に対応して、どのような動きがみられますか?

 今回の調査では、多くの企業が「仕事の進め方の見直し」を中心に「働き方改革」に取り組んでいることが確認できました。これからオリ・パラ工事はピークを迎えます。ICTの活用など「生産性向上」を一段と意識するとともに、オリ・パラ後も見据え、業界の将来を背負う「担い手の確保・育成」や、新規事業への参入や業務多角化など「経営力の強化」にも力を入れることが重要です。

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