千葉県経済

調査研究情報

空き公共施設への企業誘致

(株)ちばぎん総合研究所
調査部研究員
五木田 広輝

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<内容>
特別調査「空き公共施設への企業誘致」

なぜ今、空き公共施設へ企業誘致を行っているのですか

 千葉県では、人口減少や少子化、施設の老朽化、平成の市町村大合併などにより役割を失った空き公共施設が増加しています。
 空き公共施設は、未利用のままでも維持管理が必要となるため、コストはかかり続けます。そのような中、千葉県の南房総市では、2012年頃から空き公共施設を新たな地域資源とみなし、それをベースとした企業誘致が何件も成功しました。
 そこで千葉県では、南房総市を先例として、新たな地域活力を生み出すべく企業に活用してもらう誘致活動を進めています。企業と市町村のマッチングや、フォーラム開催、動画制作などを通じ、企業の地方進出を促しており、16年度・17年度で10件以上の進出実績があります。

空き公共施設を使うメリットは何ですか

 県まず自治体は@地域のシンボル的施設の保持、A施設の維持管理等の負担軽減、B工業団地以外への企業誘致の可能性などが期待されます。
 企業にとっては、@新規設備投資等の負担軽減、A地域貢献と企業のイメージアップ、B自治体との連携強化などが考えられます。

空き公共施設への企業誘致の課題は何ですか

 市町村が空き公共施設を企業誘致に活用しようとする際、市町村内での合意形成が課題となります。市町村や地域で課題意識を共有して、まずは合意形成をしていくことがスタートです。
 次に、企業への情報発信が足りていない部分があります。県や市町村だけでなく、民間や大学等、産官学が一体となって、情報発信をし続けることが重要です。
 企業には、こうした情報をキャッチしたら、自社のメリットや社会的貢献なども踏まえ、まずは交通アクセスも良く、進出しやすい千葉県での空き公共施設活用を検討して頂きたいと思います。

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