わたしの意見 ― 水野 創

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わたしの意見 ― 水野 創

千葉県観光発展に向けての知恵の結集〜パネルディスカッションに参加して〜  

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」11月8日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 10月30日に「千葉県の観光振興と拠点のネットワーク化に向けて」というテーマで県内外の識者の皆さん(注)とのパネルディスカッションの司会をする機会があった。翌日の千葉日報でも写真付(ただし端に座っていた私は写っていない)で取り上げられていたので、ご覧いただいた方もおいでと思う。

 今回のパネルディスカッションでは、千葉県の観光について、「現在、県内の観光拠点が着々と整備されている。交通ネットワークの強化もあり個々の拠点を結び面としての発展につなげる好機だ」との認識を共有したかった。そして観光発展について自分なりに、最近までの成田空港の復調にも示されているように、「復活」、「格安」、「目新しさ」、「ブランド力強化」という4つのキーワードで整理していた。



 しかし、今回のパネルディスカッションでパネリストからは、こうした観光拠点・イベントの属性(ハード面)とは異なる気持ちの持ち方(ソフト面)の視点からの指摘が相次ぎ、司会をしていてその多面的な展開をとてもうれしく思った。

 特に印象に残ったのは以下の諸点である。

 第一に、「おもてなしの心」、「積極的な呼び込み」という、お客様をお迎えする者の気持ちの持ち方が重要であること。
 第二に、独占企業でない私たちはお客様から「選ばれる立場」にあるということをしっかり認識して行動する必要があること。
 第三に、「県民として自らも楽しもう」という県内消費者としての意識・行動も大切であること。

 リーマンショックからの回復中の大地震・原発事故、そこからの立ち直り途中の尖閣問題など、せっかく上向いてきたところで何度も水が差されてしまうのが残念だが、今回の気づきを活かし千葉県観光がいっそう魅力あるものになるよう貢献していきたいと思う。

 (注)当日の出席者(発言者順)は加賀見潟Iリエンタルランド会長、夏目成田国際空港且ミ長、熊谷千葉市長、坂本千葉県副知事、井手観光庁長官でした。なお、要旨はマネジメントスクエア2月号に掲載予定です。


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