わたしの意見 ― 水野 創

わたしの意見 ― 水野 創

力強く増加した10月中の千葉県人口

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」12月6日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 毎月、不安と期待と共に人口の発表日を迎えるが、今回(11月30日発表)は半年振りにほっとする内容だった。

 県のホームページのグラフのように基本的に横ばい圏内の動きであることに変わりはないが、10月1日に大震災後の最低水準を更新した後、10月中は+1,927人と4月中の+4,147人以来半年振りの増加となった。増加の特徴は以下の2点である。




 (1)被災地域別にはこれまで減少が続いていた放射能被害地域が増加に転じている。
 (2)これまでずっと前々年はもとより前年の水準も下回っていた「他県からの転入」も市のうち津波被害地域と郡を除く全ての地域で前年はもとより前々年の水準を上回っている。なお、転出では、放射能被害地域だけが前々年を上回っているが、同地域も9月は前々年を下回っており、9、10月合計では前々年並みとなる。

 10月中の動きの地域別の背景の詳細は分からないが、特定の地域ではなく、県内全体の動きとなっていること、転入が増加したことに注目したい。
 11月以降の動きが楽しみだ。

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