わたしの意見 ― 水野 創

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千葉県人口、前年比プラスまであと一歩

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2月6日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 この一週間も米国中央銀行、新興国の経済指標発の市場の変動が続いている。

 今回も米国天候要因、イエレン新FRB議長の議会証言や新興国の経済指標のほか、わが国の消費税の影響など当面の材料には事欠かない。こうした材料による短期的な市場の動きは予測できないが、世界経済回復と1年間のアベノミクス効果の発揮を図る方針をそれぞれの国の政策当局が示していけば、いずれ昨年5月以降と同じような推移をたどるのではないかと考えている。因みに日経平均株価は、昨年5月23日に前日比1,143円28銭、歴代11位の急落をしたあと、6月26日から7月25日にかけては1,728円92銭上昇している。

 さて、千葉県の1月1日現在の人口が発表された(1月31日)。6,191,986人、前年比▲1,366人、▲0.02%と本当に前年比プラスまであと一歩のところまで来ている。

 地域別の内訳を見ると、概ね圏央道を境に増加地域、減少地域にはっきり分かれていることに変化はない。

 人口増減の状況を人口前年比で首都圏の他の都県と比較すると、増加している地域では+0.3%と東京都+0.5%と埼玉県+0.2%・神奈川県+0.1%の間、減少している地域は ▲0.8%で茨城県▲0.4%を下回り、それぞれの立ち位置が分かる。

 なお、両地域を大震災前の同期間の増減と比較すると、増加地域の増加幅は約半分、減少地域の減少幅は3倍以上となっており、@全国的に人口減少時代に入っていること、A大震災前の同時期は国勢調査が行われ実数との調整がなされていることを考慮する必要はあるが、大震災前の勢いに完全には復していないと評価できる。

 前年の減少の大きい今後3ヶ月の間には、前年比プラスを実現するのではないか。






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