機関誌
マネジメントスクエア

マネジメントスクエア

2009年 2月号 リード

房総をゆく

東金市・山武市
1000余年にわたる「お隣」同士

山があり、海に続く平野があり、その境目を道路や鉄道が走る。形の似ている2つのまちは長い間、隣同士だった。共通する歴史もあれば、独自の文化もある。面積は山武市が東金市の約1.6倍。人口はほぼ同じ。2つのまちの歩みをたどってみよう。

会社を強くする! 実践経営塾

経営に生かす気象情報

刻々と変化する気象は、時に人命にかかわるほど人々の生活に影響を与える。企業活動においても、流通業をはじめ気象変動に左右される業種はきわめて多い。気象予測情報を積極的に入手することで、自社が抱える天候リスクを軽減するなど、気象情報の有効活用は、大きな経営課題だ。今回は精度の高い専門的気象情報を提供する側と、その情報を日々の業務に生かす側の2社をレポートする。

復活のシナリオ

自主再建により上場を果たす
株式会社TAIYO

油圧・空気圧機器、産業用ロボット・自動組立ライン製造大手の(株)TAIYO。「時代の寵児(ちょうじ)」と呼ばれた二代目社長の時代にM&Aを活用した拡大路線に転じ、企業規模を10倍に増大させた。しかし、メーンバンクの融資に依存する過剰な設備投資が、バブル崩壊後の1993年7月、同社を会社更生法の適用申請に追い込んだ。スポンサー企業なしの自主再建を決め、新経営陣と当時営業課長だった河渕健司社長ら現場社員に再建が託された。2001年に更生計画を11年前倒しで完了、昨年には上場を果たしている。新生「TAIYO」の指揮を取る河渕社長の復活、さらには次の成長に向けた戦略のシナリオに迫る。

企業最前線

千葉県の名産品にこだわり、小売店舗を展開
株式会社諏訪商店

千葉県名産品の卸を全国的に展開してきた諏訪商店が、2002年から小売りに進出。“千葉をアピールする”をコンセプトに、県内産品を積極的に販売している。店の魅力とスタッフの力の相乗効果で集客を伸ばし、2015年10店舗展開を目指している。

チャレンジャー

おもしろい「ものまね」を開発し、みんなにまねされるのが夢です
ホリ[ものまねタレント]

  • 少年時代の信念は「おもしろいことは正しい!」。周囲を笑わせたいと思ったとき、一番手っ取り早い手段が「ものまね」だったんです。ちびまる子ちゃんのハマジは、中学生のころからの持ちネタです。
  • 夢は「出る側」から「つくる側」に変わっていきました。大学は新聞学科に進み、早々と広告会社への就職も決まり、広告マンになるはずだったのですが……。
  • このまま会社員として一生を終えるのか? そんな疑問がふくらんで、ついに芸能界入りを決意。おもしろい「ものまね」を開発し、いつかテレビ番組も企画してみたいです。