機関誌
マネジメントスクエア
マネジメントスクエア
2009年 12月号 リード
ちば ビッグプロジェクト
利根運河の盛衰
2つの川をつなぐ水路に刻まれた協力・友好の歴史
川べりを老夫婦が並んで散策している。水辺では親子連れが水鳥を見ている。広い空間にさわやかな川風が吹き抜ける利根運河は今、市民の貴重な憩いの場だ。来年は、運河ができてからちょうど120年。先人がどのように苦闘して、この運河をつくってきたのか、その歴史をたどってみよう。
企業最前線
本格的な筋力トレーニングジムを全国展開
株式会社THINKフィットネス
トレーニング用機器やサプリメントの販売などに加え、筋力トレーニングで定評のある米国ゴールドジムとフランチャイズ契約し、本格的なトレーニングジムとして注目を集めているのが、THINKフィットネスだ。会員数は急拡大し、今後は、フランチャイズ・チェーン(FC)展開で、全国規模でのフィットネス環境づくりを目指している。
復活のシナリオ
売れる製品を自社で開発・製造・販売する
太陽精機株式会社
太陽精機(株)は、戦後の公職追放で大学を追われた堀八郎社長が創業。学校用理科機器などを製作し、商社経由の代理店販売で事業を拡大した。1973年、世界初の卓上用製本機の開発に成功。独自ブランド製品で製本機市場に新規参入したが、直後に起きた石油ショックの影響で商社から全注文をキャンセルされ、億単位の損失を被った。しかし同社は、代理店販売から直販体制への移行を進めて独自ブランドを守り抜いた。80年代に入って海外展開も本格化し、現在は部品から自社開発・加工製造したフルラインアップの製本関連機器を世界約90か国に販売する。米寿を迎えた堀社長のピンチをチャンスに変える経営とは――。
会社を強くする! 実践経営塾
成功事例に学ぶ産学連携
中小企業は経営資源が乏しく、研究開発機能を強化しようにも現実的には難しい。それを補完するのが産学連携だ。近年、大学側も企業との連携に意欲的になってきた。また、大学と接点を持ちにくかった中小企業のための仲介機関やしくみも整えられつつある。その結果、技術面だけでなく、マーケティングやデザイン面における文系大学との連携なども見られるようになってきた。今回は、産学連携で自社商品の開発を実現している2社を紹介する。
チャレンジャー
山田路子[横笛奏者]
和笛のかっこよさをもっと知ってほしい
- 目標がないと何もやらない。これと決めたら邁進する……いつもそのパターンです。 和太鼓に魅せられ、そして篠笛にぞっこん!
- 一噌先生の笛を聞いたとき「笛ってこんなにかっこよかったんだ!」とびっくり。 それからは笛を吹きまくる日々。
- 生まれついての習志野っ子。横笛奏者になってから、今まで以上に地元を意識するようになりました。