機関誌
マネジメントスクエア

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2012年 2月号 リード

ちばぎん総合研究所 第3回震災復興セミナー

【講演】企業経営者のための放射線への対処法
山内正剛[独立行政法人放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター上席研究員]

これまでの2回にわたる「震災復興セミナー」では、震災復興に際しての基本的な考え方や復興過程における問題点、具体策を論じてきた。3回目となる今回は、現在、深刻な問題となっている放射線の基礎知識を学ぶとともに、その影響・対策を探った。

【対談】放射線への不安を払拭するためには、徹底的な情報公開が求められる
山内正剛[独立行政法人放射線医学総合研究所 放射線防護研究センター上席研究員]
水野 創[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]

ちば歴史事件簿――そのとき、何が起こったか

天保水滸伝
下総のアウトローたちの虚像と実像

「天保水滸伝(すいこでん)」とは、幕末、下総で起きた博徒(ばくと)たちの抗争と捕縛を巡る事件を、中国の物語「水滸伝」になぞらえたもの。浪曲や映画を通じて、史実と異なるフィクションが定着してしまったが、実際はどうだったのか。当時の下総の状況とともに探ってみよう。

企業最前線

製缶・充填の技術をコアに、事業を着実に拡大
東邦金属工業株式会社

唐辛子(とうがらし)の缶づくりに始まり、カセットコンロやガスボンベ製造へと展開。国内で初めて製缶と充填(じゅうてん)の一貫生産工場を立ち上げ、各種エアゾール製品などのOEM供給で、一気に事業拡大を図ったのが東邦金属工業。つねに「暮らしに役立つ家庭の必需品」に着眼し、新製品開発のチャレンジを続けている。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

「儲かる農業」を目指し、新しい農業経営者を育てる
嶋崎秀樹[農業生産法人 有限会社トップリバー代表取締役社長]

「農業は儲からない」という世間の常識をみごとに覆したのが、トップリバーの創業者・嶋崎秀樹社長である。「顧客に望まれるものをつくる」というビジネスの常識を実現するため、みずから野菜の栽培を手がける同社を設立し、10億円企業に育て上げた。さらに、これまで培ってきた経営ノウハウや人材育成の手法を社会に広め、日本の農業に一大変革をもたらそうとしている。

会社を強くする! 実践経営塾

ソーシャルメディアでビジネスを広げる

ツイッター、フェイスブックに代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が注目を浴びている。2003年頃にアメリカで相次いで誕生した、人と人のつながりを促進・サポートするコミュニティ型のWebサイトだが、コストをかけずに情報発信ができるメディアとして、ビジネスにも生かしたいところだ。しかし、SNSの世界では、“売らんかな”が透けて見えては、嫌がられるだけだという。2社の事例から、効果的な活用法を探る。

チャレンジャー

サッカーで成長する喜びを
子どもたちに伝えていきたい
松原直哉[柏レイソルU-12監督]

  • 小学校、中学校と、どこのチームへ行っても不動のエース。学校の成績もよく、自信満々の少年でした。
  • レイソルユースに入って、初めてぶつかった壁。大学でサッカーを続けるも、Jリーガーになる夢は叶わず、指導者の道を選びました。
  • プロを目指す小学生のサッカーへの純粋な思いと、上達したいという願い。それをどう引き出すか、日々、格闘しています。