機関誌
マネジメントスクエア

ちば歴史事件簿――そのとき、何が起こったか

松山戦争
匝瑳の山野に散った水戸藩士たち

「松山戦争」って何？と思われる方も多いだろう。松山とは、JR総武線・八日市場駅の北西2～4㎞に広がる地名（匝瑳（そうさ）市）。松山戦争とは、1868（明治1）年10月、この松山付近を舞台に戦われた戦争を指す。戦ったのは諸生党・天狗（てんぐ）党と呼ばれる水戸藩の2つの勢力。地元にとっては、いわば他国の内紛のとばっちりを受けた戦争だった。この戦争はなぜ起きたのか。地元の人々はどう対応したのかたどってみよう。

企業最前線

医療との連携を徹底。介護の新時代を利用者目線で切り開く
レビー・ケア株式会社

経営困難に陥った介護施設を引き継ぎ、介護と医療のチームケア体制をいち早く構築。多くの利用者、家族の支持を得て、経営を安定軌道に乗せたのがレビー・ケア（株）。社長自身の介護体験に裏打ちされたアイデアと向上心、学ぶ意欲を喚起する人材育成で、各種施設とサービス網の拡大を図っている。

三世代型コミュニティ形成を目指し、地域とともに成長する健康・スポーツリゾート
生命の森リゾート（リゾートソリューション株式会社）

わが国余暇産業の市場規模は、1996年の90兆9,070億円をピークに年々減少を続け、2010年はピーク時の75％の68兆円に縮小している。なかでもゴルフ・スキー場、旅館・民宿などのレジャー・観光産業は厳しい経営環境に置かれている。そんな中、四季を問わず活況を呈しているのが、リゾートソリューション（株）が運営する「生命の森リゾート」だ。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

教育に情熱を燃やす、機を見るに敏な経営者
鈴木　威［株式会社バディ企画研究所代表取締役］

2010年10月にＪリーグの名門クラブ・東京ヴェルディの会長に就任した鈴木威氏。学生起業家として成功を収め、30歳で夢だった幼児教育の事業を始める。そこで誕生したのは、国から認可を受けずスポーツ教育を柱に据えた「バディスポーツ幼児園」であった。今では首都圏に７つの幼児園を展開し、2,000人もの園児が通う。少子化という逆風をものともしない鈴木氏からリーダーのありようを学ぶ。

会社を強くする！　実践経営塾

レンタル新時代――時代をつかむニューサービス

買うと高いから、1度しか使わないからレンタル品でがまんする。このように今までのレンタルは、やむをえず利用することが多かった。だが、ここにきて、買うよりもむしろ借りたいというニーズに着目し、レンタルのメリットを積極的に打ち出すビジネスが登場してきた。さらに、そこから新たなサービスメニューも派生しようとしている。「レンタル」をキーワードに、新たな付加価値を追求する2つの事例を紹介する。

チャレンジャー

父との二人三脚で腕を磨いた操縦技術。目指すは世界チャンピオンです
音田哲男［ラジコン飛行機操縦士］

• 3人兄弟の長男に生まれ、ラジコン飛行機好きの父と幼い頃から練習三昧。スパルタ教育に音を上げて、「やめたい」と言ったら……。
• 技の正確さ、演技全体の流れ、エンジン整備、心の強さ……。総合力が問われる競技。中学3年生で全国大会入賞を果たし、練習に磨きがかかりました。
• 念願がかなって、ラジコン機器メーカーの大手・双葉電子工業に就職。世界チャンピオンを目指し、これからも飛ばし続けます。