機関誌
マネジメントスクエア

マネジメントスクエア

2013年 5月号 リード

千葉県の水・陸・空路 発展ものがたり

近世の道路網
江戸とをつなぐ公的ルートと、「水」と「水」をつなぐ道

利根川・江戸川と、太平洋・東京湾に囲まれた房総の交通は、舟運を発達させた。では、陸上交通はどうだったのだろうか。近世の道を見ていくと、やはりそこには房総ならではの特徴が浮かび上がってきた。

企業最前線

省エネ・創エネに貢献する高効率モータコアユニットを製造
飯島・東洋株式会社

2003(平成15)年、電磁鋼板を加工販売する飯島珪素(けいそ)鋼業(株)と、モータコアを製造する東洋鐵芯(てつしん)工業(株)の統合により新会社としてスタートしたのが飯島・東洋(株)。精密金型の内製化など、加工の一貫体制に強みを持つ。統合後、ISO9001認証を取得以降、さまざまな社内改革に取り組み、経営を刷新。今後は再生可能エネルギー分野、社会インフラ向けの高効率モータ用「コアユニットの生産拡大」を目指す。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

「人は財産・人は宝」。目指すは“人本主義”にもとづいた「好循環経営」
上田研二[株式会社高齢社代表取締役会長]

「高齢社」――何とも変わった社名だが、そのものずばり、高齢者の派遣事業を行う、高齢者による高齢者のための会社だ。高校卒で東京ガスの理事にまで上りつめた上田研二会長が、61歳だった2000(平成12)年1月に設立した。人間中心の人間味あふれる企業づくりを目指す上田会長に、経営を好循環させていくリーダーのあり方を学ぶ。

会社を強くする! 実践経営塾

光る会社のブランド戦略

ブランドは、わが国では古くから「のれん」や「看板」と呼ばれ、目先の儲(もう)けを増やすこと以上に大切なものとされてきた。しかし、時間をかけて信用を得ていくことだけが、ブランドをつくる方法ではない。簡単ではないが、積極的に構築していくことも可能だ。大企業のように人や資金もかけずに、伝統工芸をブランド化し、積極的に出店を重ねる老舗(しにせ)メーカーと、ブランディングによりサービス分野で成長を続ける企業を紹介する。

チャレンジャー

表現とまっすぐ向き合い、世界に漕ぎ出す
黒木雪音[ピアニスト]

  • 生まれて初めて出たコンクールで1位に。「ピアニストになる!」という決意と覚悟がそこで生まれました。
  • 勉強も運動も友だちも。中学2年生の日常を過ごしながらも、毎日4時間はピアノに没頭しています。
  • 世界各地のコンクールへ。本番で緊張することはほとんどありません。人の役に立てる演奏家を目指したいです。