機関誌
マネジメントスクエア

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2013年 7月号 リード

千葉県の水・陸・空路 発展ものがたり

鉄道の開通
現代の鉄道網の骨格が形成された近代

鉄道は、そのスピードと輸送力で、近代日本の発展に貢献する。その敷設に際しては、当初、民間の力が大きかった。千葉県は、日本で初めて鉄道が走った東京の隣県でありながら一歩立ち遅れたものの、現代の鉄道網の骨格が形成されたのがこの時代だった。鉄路はいかに延びていったか。その黎明(れいめい)期を中心に概観してみよう。

企業最前線

人の心に響く、光の情感を追求。プロフェッショナルから受ける絶大な支持
株式会社ウシオスペックス

店舗やレストランなどにおいて、お客様に上質で快適な空間を提供するのに欠かせないのが、日本のものづくりの「こだわり」を貫いた「照明器具」と、その使い方としての「照明デザイン」。「快適性」と「効率」の両立を追求して、世界中の建築家やインテリアデザイナーたちを魅了し、創業以来40年にわたりプロフェッショナル向け照明器具の最先端を突き進んでいるのが、ウシオスペックスであり、同社が開発した「モデュレックスModuleX」である。

女性ユーザーの“欲しい”を喚起したカラーコンタクトで躍進
株式会社ティー・アンド・エイチ

若い女性を対象としたファッション雑貨の輸入・卸でスタートし、ドン・キホーテなどの大手ディスカウントストアでの販売で事業を拡大。なかでも浜崎あゆみなど有名タレントがプロデュースしたつけまつげやカラーコンタクトが大ヒットした。女性ユーザーの“欲しい”を喚起する独自のマーケティングで、メイクブランドやヘアケアの分野でも快進撃を続けているのが、ティー・アンド・エイチだ。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

経営とは扇子に似ている。要は社長、骨が社員。骨は1本1本独立していないとうまく開かない
平松宏之[株式会社ひらまつ代表取締役社長]

「たとえ失敗しても、そこから学ぶことはいっぱいある」。その信念にもとづき、業界の常識を打ち破ってきたのが、高級フランス料理店やカフェなどを展開する(株)ひらまつの創業者である平松宏之代表取締役社長だ。時価総額340億円超の企業に育てた平松社長の生き様から経営者としての信念の持ち方を学ぶ。

会社を強くする! 実践経営塾

海外市場で成功する

日本の人口減少が進んでおり、これ以上の成長は難しい。そう考え、海外市場に目を向ける企業が増えている。だが思いつきだけで飛び出し、うまくいくほど海外市場は甘くない。大切なのは現地にニーズがあるかどうか、すなわち自分たちの商品やサービスが、どんな価値をもたらすことができるかを見極めることだ。日本の食文化を海外に売り込むことに成功し、世界各国で高い評価を得ている2社の事例を見てみよう。

チャレンジャー

波と向き合うことは、自分自身と向き合うこと
畠山美南海[ボディボーダー]

  • 海が大好きだった両親のもとに生まれ、プロ・ボディボーダー・小池葵(あおい)さんのスクールへ。九十九里の波と仲間が育ててくれました。
  • ずっと海に入っていたくて、海辺の街へ引っ越しました。朝から晩までボディボード一色だった中学・高校時代。
  • 高校を卒業し、本格的に世界の海へ。ワールドチャンピオンになれる日を夢見て、挑戦し続けたい。