機関誌
マネジメントスクエア

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2014年 8月号 リード

ちば産業発達史

しょう油醸造
圧倒的生産量を誇る、しょう油大国

キッコーマン・ヤマサ・ヒゲタのナショナル・ブランドを擁し、全国一のしょう油生産量を誇る千葉県。江戸時代に始まったこの産業は、さまざまな好条件に恵まれて発展、今や世界の調味料として普及拡大を続けている。そんな、しょう油醸造の歴史を紹介する。

企業最前線

高齢者住宅の建築&運営で、首都圏展開を目指す
株式会社アーバンアーキテック

一般戸建住宅の建築で事業拡大した(株)アーバンハウジングが、高齢者住宅に特化した新会社を設立、住宅建築後に施設を借り上げ、みずから運営を行うという新たなビジネスモデルを開発した。充実した機能に加え、入居一時金なし、リーズナブルな家賃を実現し、これまでに建設した住宅はほぼ満室状態。年間新設10棟のペースで首都圏展開を図り、将来的には保育所併設の高齢者住宅づくりを目指している。

動くホログラムで、エンターテインメントの新市場を開拓
株式会社アーティエンス・ラボ

世界初の動く3Dホログラムを内蔵したイベントグッズ「WOWLIGHT」(ペンライト)を開発したのがアーティエンス・ラボだ。白倉明社長が長年培ってきた技術を生かし、エンターテインメント分野をターゲットに、ホログラムの新しい市場開拓をねらう。将来的には、記念写真ならぬ、“記念ホログラム”を家庭向けに普及させたい考えだ。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

「百聞は一見に如かず」をモットーに、可能性に向けてチャレンジ
菅野松一[こころネット株式会社代表取締役会長]

石工職人から身を起こし、一代で墓石販売から葬祭、婚礼まで幅広い事業を行う、こころネットを創業した菅野松一会長。「百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず」をモットーにして、石材ビジネスの可能性を自分の目で確かめてきたことが、家業だった石材店を上場企業にまで育て上げた大きな原動力になったのだという。

会社を強くする! 実践経営塾

“技術”を生かし、消費者向け商品を開発

日本の大手メーカーが部品の現地調達化を進め、長期的な下請け企業との取引減少が続いている。部品に組み込まれる小パーツも例外ではなく、コストダウン要求もさらに厳しさを増している。原材料や部品を納めるBtoBビジネスだけでは限界がある。中小規模の製造業者の多くが厳しい現実に直面する中で、培ってきた強みを活用して一般消費者向けのBtoCビジネスへと踏み出したメーカー2社を取材した。

チャレンジャー

必要なときに必要な人に巡り会えた今、サッカー人生の第2章が始まる
村井慎二[サッカー監督・選手(コラソン千葉フットボールクラブ)]

  • 小学校6年生で全国大会に出場し、ジュニアユースに合格。1人で特訓する毎日が、僕を支えていました。
  • 3つのチームを渡り歩いた16年間のプロ生活。一流の選手と監督から、サッカーと向き合う姿勢を教えてもらいました。
  • 千葉市のクラブチームで、選手兼任監督になるという予想外の展開。また新しいサッカー人生がスタートします。