機関誌
マネジメントスクエア
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2014年 10月号 リード
ちば産業発達史
内陸工業団地
地域格差解消と理想的工業圏を目指し、県工業の発展をけん引
県内の内陸工業団地の造成は、地域格差の解消と理想的な工業圏をつくることを目的として1960年代に始まる。京葉臨海部の重化学工業に対し、金属製品、電子部品、機械組立などの分野で県工業をリードしていく。90年代以降は長引く不況で工場誘致は頭打ちになるが、近年は交通インフラの整備とともに立地環境が向上、新たな工業団地の造成計画が進んでいる。
企業最前線
津波から命を守る救命具・救命装備を開発
日本救命具株式会社(株式会社高橋監理)
津波で数多くの犠牲者を出した東日本大震災からほどなく、社内に巨大な津波実験装置を新設し、携帯式救命具や津波避難用のシェルターなど、救命装備の開発に着手した。そして1年を経て製品ラインナップが完成、現在10種類もの津波救命装備をそろえる。今後も、南海トラフ巨大地震をはじめとする大地震の発生が懸念される中、命を守る防災製品として注目を集めている。
創業社長のことば――わたしのリーダー論
「農業に革命を」。アグリビジネスのパイオニアとして、現状打破に挑む
山口一彦[ベルグアース株式会社代表取締役社長]
いまや日本の農家の約半数が利用している接ぎ木苗。キュウリやトマト、ピーマン、ナスをはじめ、野菜の苗を年間3,400万本も出荷して国内トップシェアを誇るのが愛媛県宇和島市にあるベルグアース(株)だ。山口一彦社長が組織化の重要性に目覚めるきっかけになったのは、ある種苗会社の部長のひと言だったという。
チャレンジャー
気持ちを1つにして、皆を元気にするダンスを
江口 萌、久我明日加[チアダンサー]
- 世界一の座を射止めた2人の出会いは12年前。真逆の性格だからこそ、時にぶつかりながらも成長してこられました。
- ダブルスで求められるのは、「シンクロ性」。気持ちが1つになったと実感する瞬間のために、ひたすら練習を重ねます。
- 世界の舞台に立ったとき、なぜか緊張しませんでした。最初から最後までずっと楽しい気持ちで踊れたのが、勝因だったと思います。