機関誌
マネジメントスクエア

まちづくり発達史

流山市
TX効果と子育て環境の整備を両輪に発展を続ける

人口増加率、転入超過数ともに県内トップにある流山市。つくばエクスプレス（TX）開通の効果とともに、子育て層をターゲットにした市の支援策が奏功した。今なおTX沿線を中心に住宅開発が続いている。いかに住民のニーズを形にし、住みたい街へと変貌（へんぼう）を遂げてきたのか。高齢化や人口減を克服する答えの一つが、流山市にある。

企業最前線

顧客本位のサービスを徹底。古民家を活用した創作イタリアンレストラン
株式会社アガーノ

築190年の古民家を改装し、完全予約制の創作イタリアンレストランを茨城県つくば市に出店。情緒あふれた雰囲気づくりや来店客の好みに応じたメニューの提供など、顧客本位のサービスを徹底し、ブライダルを加えて業績を伸ばす。さらにパンの製造・販売、流山市への出店、本店の炭火焼コーナー増設などでさらなる事業拡大を目指す。

“選ばれる商品”づくりの姿勢で、会員制リゾートクラブ事業を強力推進
株式会社大倉

（株）大倉は、宅地造成や戸建て住宅、分譲マンションの供給、リフォームなどを手がけてきた総合デベロッパー。一方で、会員制リゾートクラブの運営を1970年代から手がける業界の草分け的存在である。昨年は、富士河口湖に新しく「ザ グラン リゾート プリンセス富士河口湖」をオープンさせるなど、この分野の関東圏での事業拡大に本腰を入れている。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

早くではなく、遠くまで。皆と一緒に“自産自消”できる社会を目指したい
西辻一真［株式会社マイファーム代表取締役］

耕作放棄地を活用した86カ所の「体験農園」を運営する（株）マイファーム。創業社長の西辻一真氏の夢は、日本に40万haある耕作放棄地を2020年までにゼロにすること。しかし、一時は独断専行の経営に走ってしまったことから、社長解任という憂き目に遭う。その修羅場で西辻社長は一体何を学んだのか──。

会社を強くする！　実践経営塾

資格取得支援でやる気を高める

世の中にはさまざまな資格があり、取得を奨励する企業も多い。社員のモチベーションを高める動機づけにもなるため、業務に関連した資格に限らず、実務と関係ないように思われる専門的な資格に挑むよう奨励する会社もある。社員が資格を取得することで、何が変わるのか。社内に支援制度を設けて成果を上げている2社の事例を見てみよう。

チャレンジャー

吸収して、練習を重ねて「伝えるバレエ」を目指す
萩原ゆうき［バレエダンサー］

• 「女の子の習い事」として母と選んだバレエ教室。練習が嫌になったことは一度もありません。
• 日常生活では使わない細かい筋肉を鍛えることで体型も表現も変わっていく。それがとても刺激的でした。
• プロのバレエダンサーになるという夢に向かって臆することなく自分の道を模索したい。