機関誌
マネジメントスクエア

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2016年 1月号 リード

まちづくり発達史

成田山新勝寺と門前町
1,000万人が訪れる名刹と、表参道の新たな魅力

年間1,000万人の参詣者を迎える成田山新勝寺。その1000年を超える歴史の中で、表参道に門前町が形成され、成田の街の発展を基礎づけた。今も変化し続け、参詣者を惹きつけてやまない新勝寺と門前町の現在をレポートする。

企業最前線

旧国民宿舎をリニューアル。ホテル運営で震災復興に貢献
株式会社サンライト建設

東日本大震災で被災し、廃業していた旭市の旧国民宿舎「食彩の宿いいおか荘」が2015年7月に全面再開した。施設運営を手がけるのは、地域で建設事業に携わってきた(株)サンライト建設。地元住民の再開を望む声に押され、震災復興と街の活性化のために異分野の接客業に進出することを決意。全面再開から集客は順調な滑り出しを見せている。

「地域包括ケアシステム」のモデルケースを構築、医療・福祉関連分野で時代を拓く
株式会社日本生科学研究所

(株)日本生科学研究所は、調剤薬局、介護事業所、保育所など医療・福祉関連事業を幅広く展開。民間企業では全国初の老人福祉センターの指定管理者に指定され、「地域包括ケアシステム」のモデルケースを構築するなど先進的な取り組みでも注目される。中小の調剤薬局や介護施設と提携、情報システムの共有化などにも乗り出す構えだ。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

人生お一人様一回限り。儲かるからではなく、必要とされるからやる。
増島靖史[株式会社oh庭ya代表取締役社長兼CEO]

施工実績国内ナンバーワンの植木屋である「oh庭ya」の創業社長の増島靖史氏。草刈りをきっかけに素人からこの世界に入った増島社長だったが、顧客のニーズに応えるサービス業であることを自負する。そして「存在感のある仕事をしよう」と語り続け、直営とFC合計で1000店舗の全国展開を目指している。

会社を強くする! 実践経営塾

健康経営、わが社の取り組み

2015(平成27)年12月から、従業員50人以上の全事業所で「ストレスチェック」をすることが義務付けられた。従業員が感じているストレスを検査して、精神の不調を未然に防ぐことが目的だ。精神面だけでなく肉体も含めた従業員の健康は、企業にとって重要なテーマだ。健康で長く働くことは、生産性を向上させるという調査結果もある。積極的に「健康経営」に取り組んでいる2社の事例を紹介する。
・株式会社ユー・エス・イー
・大口酒造株式会社

チャレンジャー

落語家の姿が消えて情景が浮かぶ
それが僕の目指す理想の落語です
立川志の春[落語家]

  • 異国で追い込まれたとき自分の殻を破った。僕の人生の根っこにはその経験が息づいている。
  • 一流商社に入り前途洋々だった25歳、立川志の輔の落語と出会ってしまった。
  • 入門から13年、師匠から怒られっぱなし。でも落語への熱い思いはずっと持ち続けている。