機関誌
マネジメントスクエア
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2016年 3月号 リード
まちづくり発達史
圏央道開通地域
“点”から“面”への連携が地域発展のカギ
2015(平成27)年6月7日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・神崎インターチェンジ(IC)―大栄ジャンクション(JCT)間が開通した。これは千葉・茨城両県間のアクセス向上にとどまらず、首都圏経済の一体化が一段と進んだことを意味する。これを好機と捉え、広域的かつ新たな取り組みを進める3社にお集まりいただき、お話を伺った。
企業最前線
多様化する暮らしを先取りし、新たな住まいづくりにチャレンジ
サンヨーホームズ株式会社
住宅メーカーとして「人と地球がよろこぶ住まい」をテーマに掲げる。少子高齢化や家族形態の多様化など、人々の暮らしが大きく変化する中で、ファミリー世帯とシニア世帯が交流できる多世代共存型の街づくり、ソーラー発電を備えたタウンハウスの展開、さらに介護ロボットの開発など、新時代の顧客満足創出に挑む。
短納期・高品質・低コストを実現する技術力。ダイバーシティを推進し、さらなる成長を目指す
株式会社協同工芸社
(株)協同工芸社は、看板業界では珍しく全国規模で事業展開をしている看板製作会社だ。技術力や価格競争力を武器に取引を拡大。施設外装のトータルコーディネート、看板・サインの海外進出も視野に、最近では女性や外国人の採用も積極化している。
創業社長のことば――わたしのリーダー論
一意専心で道を拓く。郷土料理という食文化を通して、地域振興を図りたい。
瀬川雄貴[ロケーションリサーチ株式会社 代表取締役]
いままで誰も手掛けることがなかった日本全国の郷土料理の魅力を活かした地域振興というビジネス。その未知の領域に果敢にチャレンジしたのが、ロケーションリサーチ(株)の創業社長である瀬川雄貴氏だ。当初、郷土料理店の店主や料理長に相手にされない時期もあったが、「一意専心」を心に刻みながら壁を突破してきたのだという。
会社を強くする! 実践経営塾
新人社員教育、わが社のやり方
学校を卒業したばかりの新人を、社会人として一人前に育てる第一歩が新入社員教育だ。初めて社会に出て、見るもの聞くことすべてが新鮮なこの時期は、ものごとを吸収できる絶好のタイミングでもある。新入社員教育を工夫し、時間をかけることで、その後の成長の仕方が大きく違ってくる。今回はユニークな新入社員教育を実施している接客業とソフトウェア開発業の2社の事例を紹介する。
・株式会社ノバレーゼ
・アクロクエストテクノロジー株式会社
チャレンジャー
世界で一番かっこいい靴磨き職人を目指して
長谷川裕也[靴磨き職人]
- 自営業の母に育てられ「普通のサラリーマンは嫌。社長になりたい」と思っていました。
- まったくの未経験でいきなり路上の靴磨きに。おカネが目的だったけど次第に夢中になりました。
- 今生(こんじょう)は靴磨きとして駆け抜けるしかないと覚悟を決めました。さらに挑戦していきます。