機関誌
マネジメントスクエア

マネジメントスクエア

2016年 11月号 リード

まちづくり発達史

さらなる発展に向けた県内農業のポテンシャル
――アグリビジネススクール受講者に聞く――<後編>
座談会
寺尾卓也[株式会社ALL FARM 取締役執行役員・農場長]
篠塚利彦[香取プロセスセンター株式会社 代表取締役]
小島裕美[小島農園 共同経営者]
齊藤 超[みやもと山 / Three little birds合同会社 代表社員]
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水野 創[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]

当研究所が「農業はもっと儲かる!」を掲げて2015年12月~16年4月にプレ開講した「アグリビジネススクール【基礎コース】」は、若手農業事業者や後継者、就農を志す事業者が大勢受講し、熱気にあふれるものとなった。前号に続き、受講者を迎えてお話を伺うシリーズ後半の今回は、農業や農業関連事業を目指す人に伝えたいこと、さらに出席者それぞれが直面する課題や展望を語っていただく。そのなかから、県内農業の発展のヒントや可能性が見えてきた。

企業最前線

中国最大のSNS「微博」「微信(ウィーチャット)」を活用するプロモーション支援事業を展開
FJソリューションズ株式会社

中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」に続き、「微信(ウィーチャット)」と正式契約を結び、それまで中国以外の企業に利用が認められなかった公式アカウント広告サービスを日本企業が利用できるサービスを開始したFJソリューションズ(株)。日本企業の広告出稿や訪日中国人観光客向けのプロモーション活動など、SNSを活用した対中国ビジネス拡大の支援事業に取り組む。

畳のもつ価値を再提案し、畳産業新時代を切り拓く
株式会社備後屋

ライフスタイルの洋風化につれて日本人の「和室離れ」が進む中、「畳の復権」に意欲的に取り組むのが(株)備後屋だ。業界に先駆けた中国でのイ草・畳表の一貫生産、洋室にも合う畳の商品化、特許工法の開発などを行うと同時に、顧客ニーズに即応して総合リフォーム事業へと業容を拡大。畳産業の新時代を先導している。

会社を強くする! 実践経営塾

マルチタスクで生産性をアップする

従業員の数が限られている中小企業では、できれば一人に多くの種類の仕事をこなしてほしいところだ。だが、従業員がうまくこなせないのではないか、業務過多になるのではないかと考え、マルチタスクに踏み込めないケースが多い。ところが実際に導入した会社では、従業員もそれを当たり前のこととして積極的に受け入れている。中小企業における2社の成功例を紹介する。
・天草エアライン株式会社
・株式会社井口一世

創業社長のことば――わたしのリーダー論

無駄なく、スピーディー。ゴールを決める決定力は、嗅覚と体感が生む。
遠藤優介[株式会社遠藤商事ホールディングス 代表取締役]

13歳でイタリアのサッカーのユースチームと契約し、単身で海を渡った遠藤社長が2011年に飲食業で創業した際に自ら掲げた企業理念が「日本一のベンチャー企業になる」。世界初のピッツァのファストフード店をはじめ、ラーメン、焼肉、カレー、居酒屋など業態を一気に広げ、その実現に向けて着実な歩みを続けている。