機関誌
マネジメントスクエア

マネジメントスクエア

2017年 1月号 リード

まちづくり発達史・特別編

「続 地方創生セミナー」

政府が2014年度にスタートさせた「地方創生」政策を受け、県内各自治体でも「人口ビジョン」や地方版「総合戦略」策定を進めるなど「地方創生」に向けた取り組みが広がった。そうしたなか、当研究所では15年8月に「地方創生セミナー」を開催し、県内地域の現状分析や提言を行った。その続編として、16年10月24日に「続 地方創生セミナー」を開催、県および54市町村が策定した人口ビジョン・総合戦略を比較分析するとともに、実行段階に入った「地方創生」事業の進捗状況や成果の分析、先進的取り組み事例を紹介した。「地方創生」事業を推進するための一助として役立てていただきたい。

内外情勢調査会千葉支部特別シンポジウム

音楽は人を繋ぎ、地域を興す~新生『千葉交響楽団』の挑戦~

2016年10月、県内唯一のプロオーケストラ「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉」が「千葉交響楽団」と改称し、再スタートを切った同楽団は、これまでの三十余年、地域に根ざす音楽活動を県内各地で展開してきた。16年4月に音楽監督に就任した山下一史氏のもとでの新たな船出への期待は大きい。千葉交響楽団の活動を軸にした千葉県の音楽文化の向上・発展の道を探った。

企業最前線

板金加工技術を高度化し、デザイン重視時代のニーズに応える
株式会社河内金属

ステンレスやアルミ、スチールパネルなどの板金加工で、ショッピングモールや大型物流倉庫、体育館など大規模施設の屋根用建材の製造・施工に携わる。創業当初から意欲的に設備投資と技術の向上に取り組み、デザイン重視の複雑化する形状にも対応。近年は屋上緑化用の金物製造や取付工事の受注が伸びている。

会社を強くする! 実践経営塾

空き公共施設を活用し、新プロジェクトを展開

過疎化や市町村合併によって、利用者が少なくなった学校や店舗などの空き公共施設が増えている。まだまだ使えるものも多く、ただ朽ちさせてしまうのはもったいない。南房総市は、こうした空き施設を積極的に民間に提供することで、地域活性化を図っている。豊かな自然の中でサテライトオフィスや農業の6次産業化を展開し、ビジネスチャンスを広げる拠点として活用している同市の二つの事例を紹介する。
・合同会社WOULD
・株式会社DIGLEE

チャレンジャー

印西の人情に支えられて、奥の深い落語家を目指す
金原亭馬治[落語家]

  • 子どもの頃は電車が好きで、日曜日には総武線に乗って行ったり来たりしていました。中学生になると野球と競馬。
  • ひょんな巡り合わせから落語家になることに。母親は「子育てに失敗した」と嘆いていましたが・・・。
  • 修業時代は遅刻癖が治らず師匠にさんざん叱られました。印西市に引っ越した頃から落語への思いが変わりました。