機関誌
マネジメントスクエア

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2019年 1月号 リード

ちばぎん総合研究所創立30周年記念座談会

千葉県の潜在力を活かす
―地方創生に向かって―<前編>

小湊鐡道株式会社 代表取締役社長 石川晋平
株式会社R.project 代表取締役 丹埜 倫
株式会社千葉ジェッツふなばし 代表取締役社長 島田慎二
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株式会社千葉銀行 取締役頭取 佐久間英利
[司会]株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長 水野 創

ちばぎん総合研究所は、2020年に創立30周年を迎える。この機会に、当社の会員企業の若手経営者にお集まりいただき、(株)千葉銀行・佐久間英利頭取との座談会を企画した。
事業や地域について、現在そして未来をどのようにとらえ、事業を展開していこうとしているのか、広く語り合っていただくシリーズ。座談会は「地方創生」、「モノづくり」をテーマに2回実施した。今回は3人の若手経営者にご出席をお願いし、「地方創生」をテーマに佐久間頭取とお話しいただいた。その模様を2回に分けてご紹介する。

2018ちば経済生産性シンポジウム

生産性の高い魅力ある職場づくりを目指して
~労働生産性向上と働き方革新の実現に向けた取り組み~

木内康裕[日本生産性本部 生産性総合研究センター 上席研究員]
鈴木久夫[富士ゼロックス千葉株式会社 代表取締役]

2018年10月11日、千葉県生産性本部による[2018ちば経済生産性シンポジウム]が千葉市で開かれた(後援/連合千葉、(一社)千葉県経営者協会)。テーマは「生産性の高い魅力ある職場づくり」。主要5カ国との国際比較で業種によっては日本の労働生産性水準が最も低いと言われる中、誰もが安心して働き続けられる職場づくりで付加価値の増大など生産性向上に向けた道筋への議論が展開された。

企業最前線

住宅用基礎鉄筋ユニットの製造販売を核に
海外CADアウトソーシングの受託など多角化で躍進
岡田工業株式会社

住宅用基礎鉄筋ユニットやコンクリート二次製品用溶接金網などの製造・販売を手がける岡田工業(株)。国内のCADオペレーターの人材不足に対応するためフィリピンにCADセンターを開設するほか、外国人技能実習生の渡航前研修でも業界の支持を獲得。一方で、地震による倒壊から家を守る減震パッキンをヒットさせるなど、中核事業の隣接分野を深掘りして事業の多角化に成功している。

まちづくり発達史・特別編

県内市町村の財政推計と地方創生

【第一部】県内市町村の財政推計
薄井 聡[株式会社ちばぎん総合研究所 調査部 主任研究員]
【第二部】千葉県内の地方創生に向けた動きについて
水野 創[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]

国が進める「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が4年目に入った。県内各地でも地域特性を活かし、創意工夫を凝らした独自の取り組みが見られる。その一方で、自治体財政は人口減少や高齢化の進行に加え、公共施設の大量更新などのリスクに直面している。昨年10月30日に行われた「県内市町村の財政推計と地方創生セミナー」(会場:千葉銀行本店大ホール)では、県内54市町村の将来財政推計の結果をもとに、県内自治体における財政面での地方創生のあり方を探った。抄録してお送りする。

会社を強くする! 実践経営塾

異業種分野で新市場を開拓

本業に強みを持っていても、その業界全体が構造不況に見舞われる例は少なくない。そうでなくても新たな事業を展開して成功に導くことができれば、経営を安定させることができる。だが、既に強力なライバルが地歩を固めている分野では、当然ハードルが高い。それまで本業で培ってきた強みを活かせるかどうかが成功の鍵となる。既存の強みを武器に、異業種の世界で新たな市場開拓に挑戦する2社を紹介する。
・株式会社リーフ・パブリケーションズ
・株式会社シャルマン

チャレンジャー

幼いころから「書かない人生なんて想像できない」と思っていました。
古谷田奈月[作家]

  • 書くことが大好きな私は、集団生活が大の苦手。不登校でも放っておいてくれた両親に救われました。
  • 大学を卒業してフリーターに。お金は全然なかったけれど、純粋に書く時間が幸せでした。
  • 手賀沼沿いを走ると文章が浮かんでくる。将来、地元我孫子について書くかもしれません。