機関誌
マネジメントスクエア

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2019年 2月号 リード

ちばぎん総合研究所創立30周年記念座談会

次の世代を育てながら新しい取り組みに挑戦
―地方創生に向かって―<後編>

小湊鐡道株式会社 代表取締役社長 石川晋平
株式会社R.project 代表取締役 丹埜 倫
株式会社千葉ジェッツふなばし 代表取締役社長 島田慎二
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株式会社千葉銀行 取締役頭取 佐久間英利
[司会]株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長 水野 創

会員企業の若手経営者を招き、(株)千葉銀行・佐久間英利頭取と語り合っていただく創立30周年記念座談会の2回目。今回は前号に引き続き、「地方創生」をテーマにお話しいただく後編をお届けする。今後の事業展開をご披露いただき、話題は地域が発展するうえでの課題、千葉銀行や当社への要望に及び、地方創生、そして未来に向けて、連携して取り組むことの重要性を確認した。

まちづくり発達史・特別編

グランドデザインに見る柏駅周辺地域の展望
―出口敦UDC2センター長に聞く―

【対談】
出口 敦[UDC2センター長、東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授]
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水野 創[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]

昨年7月、「KASHIWA CENTRAL GRAND DESIGN~柏駅周辺基本構想~」(以下、グランドデザイン)が発表され、その概要を本誌2018年10月号で紹介した。柏駅から半径500m圏を主な対象とし、2040年を目標年次に、具体的な数値目標を定めていること等に特徴がある。策定に当たって中心的な役割を担ったのがUDC2(柏アーバンデザインセンター)だ。同センター長を務める出口敦東京大学大学院教授に、グランドデザイン策定の背景、進捗状況、今後の展望などについてお話を伺った。

企業最前線

従業員の働きやすさを徹底的に追求し、多様な理美容の業態を全国展開
CEPホールディングス株式会社

一軒の理容室からスタートし、美容室、ヘアカラー専門店、ネイルサロンなど、顧客ニーズや価格帯、地域性等に応じた多様な店舗を全国に14ブランド92店舗、FC3店舗で展開。人材の流動性の高い業界にあって従業員の働きやすさを追求し、右肩上がりの成長を実現してきた。2016(平成28)年にはカナダ・バンクーバーに出店、海外での拡大も目指す。さらに昨年は美容専門校「東京ベイカレッジ」を開学、人材育成に注力しながら各事業の基盤強化を図っている。

会社を強くする! 実践経営塾

「協働ロボット」の活用で人手不足に対応する

人とともに働くことを前提にして作られた「協働ロボット」が注目を集めている。(株)富士経済の予測では、国内の協働ロボット市場は2025年には現在の15倍の1,000億円に拡大するという。産業ロボットよりも安全性が高く、より小型であるその姿は、「機械」から「人」へと一歩近づいた感がある。比較的導入しやすいので、中小企業の作業現場にも広がる可能性が高い。清掃現場と工場で協働ロボットが活躍する二つの事例を紹介する。
・株式会社ビコー
・アルケア株式会社

チャレンジャー

私の演技を通じて「がんばろう」と思ってくれたらうれしい。
篠宮 聖[文学座附属演劇研究所第58期 本科生]

  • 声優養成所に通った中学時代、アイドルたちの舞台を見て演じることの楽しさに目覚める。
  • 大好きな演技に集中できる幸せな毎日。同期の仲間といい作品を作って卒業したい。
  • 目標は「気軽に会える人」。将来は疲れた人を元気づけ、孤独な人を励ます存在になりたい。