機関誌
マネジメントスクエア

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2019年 6月号 リード

まちづくり発達史・特別編

学生版ビジネスアイデアコンテスト受賞者に聞く
―アイデアから事業に、そして地域の発展に―

小川 隆[株式会社MOLCURE 代表取締役 CEO]
望月雄太[株式会社ヘマタイト/木更津工業高等専門学校(在学中)]
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[司会]株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長 水野 創

「ちばぎん 学生版ビジネスアイデアコンテスト」(主催:千葉銀行、後援:(公財)ひまわりベンチャー育成基金)が7回目を迎えた。毎回多くの学生がチャレンジし、新規性、独創性のある、あるいは地域活性化につながるようなビジネスアイデアや事業プランを競い、受賞者のなかには実際に事業を立ち上げたケースもある。地域の持続的発展のためには、こうした若い世代の活躍への期待は大きい。今回は、すでに事業を開始している受賞者のなかから二人を迎え、コンテスト応募の動機や事業内容、事業化への思い、今後に向けた抱負などを伺った。

企業最前線


言語障害のデイサービスに特化。ICT活用の学習リハビリ教材を開発
有限会社ミカタ

父親のリハビリを契機に言語障害者に特化したデイサービスを開始。優秀な言語聴覚士との出会いがあり、地域の支援を受けながら県内4施設まで事業を拡大する。業務効率化を目指すICT化で、それまでの蓄積ノウハウを活かした学習リハビリ教材を開発。デイサービスの運営とともに物販事業(教材の制作・販売)も開始した。


低コストで手軽に導入可能。省エネ・環境に関連するトータルソリューションを展開
株式会社テクモ

 独自技術に基づく環境関連システムの開発・販売を主軸に据え、センサーを活用して既存のセントラル空調の消費電力を大幅に削減する省エネシステム「e・エネテックセーバー」や、産業用バッテリーの延命・再生・活性化システム「瞬速B・R」で業績を伸ばすファブレス企業、(株)テクモ。自社をはじめ中小企業が持つ優れた技術や製品を活用し、ソリューションとして各社へ提案することでビジネスチャンスを創出している。

会社を強くする! 実践経営塾

社内コンテストでモチベーションをアップする

 社員が新しいことに挑戦しないと悩んでいる経営者は多い。そんな状況を打破する手段の一つが社内コンテストだ。社員同士が切磋琢磨することは新たな刺激となり、通常は顔を合わせることが少ない他の店舗や部署の同僚や先輩、後輩と知り合える機会にもなる。今回は多店舗を運営するチェーン店と、ソフトウェア開発会社の2社の事例を紹介する。
・B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社
・株式会社日本一ソフトウェア

2020カウントダウン―イベントレポート

東京オリンピック・パラリンピック500日前記念イベント
「あと500日!オール千葉で応援しよう!」フォーラム開催

東京オリンピックの開幕まで3月12日がちょうど500日前、パラリンピックは4月13 日が500日前となる。この節目を迎え、3月12日から24日にかけて東京オリ・パラ500日前を記念したさまざまなイベントが千葉市で開催された。そのうち、18日にイオンモール幕張新都心で行われた「あと500日! オール千葉で応援しよう!」(主催・千葉県、千葉市、一宮町、みんなで応援!千葉県経済団体協議会)では、第1部で県内開催8競技の魅力を紹介、第2部ではスポーツやオリ・パラを応援・普及する取り組みを進める県内の学校、企業、団体による事例発表会が行われた。その模様をダイジェストでお届けする。

チャレンジャー

演者の感情に寄り添った三味線で浪曲の面白さを伝えていきたい
沢村美舟[曲師]

  • 豊子師匠のそばにいたい!その思いだけで三味線教室に通い始める。
  • 師匠の舞台を袖から見る。譜面のない浪曲の三味線は耳で盗むしかありません。
  • 玉川奈々福お姉さんとまわったヨーロッパ、中央アジアの旅。日本とは反応が全然違ってものすごく面白かった。