機関誌
マネジメントスクエア
マネジメントスクエア
2019年 10月号 リード
まちづくり発達史・特別編
企業立地の優位性が高い、千葉県の魅力
千葉県企業誘致セミナー2019in東京
【トークセッション】
立地企業によるトークセッション~交通網が充実する千葉の魅力~
《モデレーター》
谷本有香[フォーブス ジャパン副編集長兼チーフコミュニケーションディレクター]
《パネリスト》
髙柳 隆[株式会社横河システム建築 常務取締役]
渡瀬夏生[ 東洋合成工業株式会社 取締役経営企画部長]
水野 創[ 株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]
【知事講演】
光輝く千葉!~知事がまるごと解説~ 森田健作[千葉県知事]
企業立地が進む「かずさアカデミアパーク」の現在
首都圏でありながら多彩で割安の産業用地が用意され、近年ますます充実する交通インフラを背景に、事業拠点として千葉県に注目する企業は多い。7月11日、東京都千代田区で「千葉県企業誘致セミナー2019 in 東京」(主催・千葉県、千葉県企業等誘致推進本部)が開催された。15回目となる今回のセミナーでは、立地企業を交えたトークセッションや森田健作千葉県知事の講演を通して千葉県立地のさまざまな優位性を紹介。会場には立地に関する相談コーナーなども設けられた。その抄録をお届けするとともに、順調に企業立地が進む「かずさアカデミアパーク」の現在を併せて紹介する。
企業最前線
「平屋の街」ブランドで住まいの新たな提案。人が集う仕掛けをつくり、地域を活性化する
株式会社拓匠開発
不動産デベロッパーとして、借景を活かしたロケーションにデザイン性の高い「平屋の街」をつくるなど、遊び心のある建売分譲住宅を数多く開発し注目を集める成長企業。時代のニーズに合わせ、中古マンションや戸建てのリノベーションも手掛ける。地域活性化への強い思いから、2015年には千葉公園前の小さな森にコミュニティスペース「椿森コムナ」をオープンしたほか、千葉市等と共同開催するナイトイベント“YohaS(夜ハス)”では運営事務局を務め、4万8000人もの来場者を集めた。
会社を強くする! 実践経営塾
町工場の挑戦──モノづくりの拠点をつくる
ベンチャー企業育成の掛け声が高まる一方で、意欲ある人材を取り巻く環境は相変わらず厳しい。ことに資金も設備も必要なモノづくり分野の起業は難しいとされる。そうした中、中小企業が自らのノウハウや設備を提供して支援に乗り出す動きが起きてい る。それは本業の活性化にもつながり、我が国の製造業の新しい在り方を構築しようという試みでもある。大阪と栃木で昨年から始まった2 つの試みを紹介する。
・株式会社木幡計器製作所
・株式会社青木製作所
2020カウントダウン―イベント&大会レポート
イオンモール幕張新都心で1年前イベントを開催
「千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!~ Tokyo 2020 1Year to Go!~」
7月27日と28日の2日間、イオンモール幕張新都心(千葉市)で「千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!~ Tokyo 2020 1Year to Go!~」(千葉県・千葉市・一宮町主催)が開催された。幕張メッセで行われる7競技や一宮町で開催されるサーフィンにちなんだトークショーや体験会などが行われた。ほかの各地でも1年前イベントを開催、東京2020大会の本番が近づいたことを実感させた。
好成績を挙げ、オリンピックに向けて期待が高まる
「アジアフェンシング選手権大会2019」
千葉ポートアリーナ(千葉市)で「アジアフェンシング選手権大会2019」が開催された(6月13日~18日)。選手にとっては、来年の東京オリンピックに出場できるかどうかを左右する重要な競技会のひとつ。日本勢はこの大会が始まった1989年以来最高の成績を収め、来年幕張メッセでの活躍を期待させる結果となった。
チャレンジャー
日本人史上初の世界ユース大会優勝から夢は東京オリンピック金メダルへ
堤 駿斗[アマチュアボクサー]
- 小学5年生でボクシング転向。井上尚弥も成し得なかった世界ユース大会で頂点に。
- 世界ユースでの優勝を境に東京オリンピックを強く意識するようになりました。
- 相手に勝つ前に自分に勝たなければいけない。ボクシングには強い気持ちが必要です。
創業社長のことば
長女の誕生を機に介護リフォーム会社を起業。AI活用で営業効率が飛躍的にアップ
株式会社ユニバーサルスペース
代表取締役 遠藤 哉
いくら単価の低い仕事であっても、できるだけ数多く集め、効率よくこなしていけば、やがて大きな事業に育つ。そして、介護リフォームの分野で、1件当たり10万円以下の手すりの取り付けを中心にフランチャイズ事業を手がけて全国展開を目指しているのが、ユニバーサルスペースの遠藤哉社長である。