機関誌
マネジメントスクエア

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2020年 9月号 リード

特別対談

千葉・横浜パートナーシップ1周年
お客さまへのサービスの向上を東京湾岸地域の発展につなぐ
佐久間英利[株式会社千葉銀行 取締役頭取]
大矢恭好[株式会社横浜銀行 代表取締役頭取]

新たな地銀連携モデル「千葉・横浜パートナーシップ」の締結から1年が経過しました。今回は、両行の頭取に、それぞれのシンクタンクの会員向けに、特にお客さまの関心の高い事項について対談をお願いしました。

企業最前線

移動体通信のシステム開発を主軸に社会のデジタル化に貢献
日本クリエイティブシステム株式会社

会社設立以来、「いつでも電話がつながること」や「車がきちんと止まること」など、社会の“当たり前”を実現するシステムの技術開発から保守・運用まで、数多くのプロジェクトを手掛けてきた日本クリエイティブシステム(株)。携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信をはじめ、フィンテック等の金融系システム、自動車先進安全システムの開発など、いずれも社会課題を解決するための重要な先端技術だ。全国から人材を発掘し、研修プログラムやさまざまな新規事業への参画によりスキルを高め、事業を拡大している。

会社を強くする!実践経営塾

自社技術を活かして新製品を開発

多くの事業分野を持つ大企業と違って、中小メーカーの主力製品が競争力を失うと、その影響は大きい。経営の危機に直面しかねないだけに、時代の趨勢を見て多分野にチャレンジすることが大切だ。今回は、メインの事業領域だけに頼らず、長年積み重ねてきた技術力と経験を活かし、新たなニーズを発掘して製品開発に取り組んでいる2社を紹介する。
・株式会社東鋼
・有限会社坪川製箱所

チャレンジャー

満足はしているけれど、まだまだ足りない。そういう思いをもって成長し続けたい
山下紗綾[山田流箏曲演奏家]

  • 3歳で初舞台を経験。仲間や先輩ができた藝大で、お箏が楽しくなりました。
  • お箏をもっと知ってほしい。その思いを胸に、普及活動を続けています。
  • 弾き手によって演奏が大きく変わるのが、お箏の大きな魅力です。

創業社長のことば

「夢は必ず正夢になる」攻めの経営によって創業30年で売上高2000億円超の企業グループに成長
鎌田正彦[SBSホールディングス株式会社 代表取締役社長]

今年5月、東芝傘下の物流子会社・東芝ロジスティクス(株)の株式66・6%を約200億円で取得することに合意したSBSホールディングス(株)。これまで2004年の雪印物流(株)(現・SBSフレック(株))をはじめ、05年東急ロジスティック(株)(現・SBSロジコム(株))、18年リコーロジスティクス(株)(現・SBSリコーロジスティクス(株))など、大型買収を次々と成功させてきた同社は、来期、売上高3500億円以上の規模になるとされている。物流業界ベスト10入りを虎視眈々と狙う位置だ。