機関誌
マネジメントスクエア

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2016年 7月号 リード

まちづくり発達史

人口減少に歯止めをかける施策と町の将来像
栄町
《対談》本橋 誠[栄町 副町長]×水野 創[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]

2014(平成26)年5月、政策提言機関の日本創成会議が、将来著しい人口減少が予想される「消滅可能性都市」のリストを公表し、全国に衝撃が走った。県内の自治体では、その最上位に挙げられたのが、栄町だった。ところが、2015年国勢調査をみると、栄町の人口減少に歯止めがかかりつつあることがうかがえる。栄町ではどのような取り組みを進めて成果を上げているのか。本橋誠副町長にうかがった。

企業最前線

技術に心を込めて。道路の白線工事や標識づくりで躍進
株式会社日本都市

道路に白線を引く区画線工事事業で実績を積み上げ、交通標識やガードレール、カーブミラー、コインパーキングの設置工事、さらには道路舗装や造園工事などにより事業を拡大。設立9年目にして大胆な社内改革を実施、経営基盤の強化を図る。伝説のディスコ店「マハラジャ」の経営再建にも成功。トップの果敢なリーダーシップと全社一丸となった「元気力」で安定成長を続ける。

キムチの質を極めて、オンリーワンメーカーを目指す
株式会社美山

(株)美山は、日本を代表するキムチメーカーの一つだ。千葉大学と共同研究を進め、800億個の植物乳酸菌入りキムチを開発するなど、健康に役立つキムチの機能性を追求。さらに、カブやトマトを使った期間限定販売の「旬の野菜のキムチ」といった品質にこだわった新商品の開発で、新たな客層の掘り起こしにも取り組んでいる。

創業社長のことば――わたしのリーダー論

『負けてなるものか』という反発心が私の支え。
石子達次郎[株式会社日進産業 代表取締役]

世の中にない画期的な製品を作り、それを送り出すのは、中小企業にとって並大抵のことではない。世界初の断熱塗料を開発した日進産業の創業者である石子達次郎氏もやはり同じであった。初めて売れたのは販売を始めてから何と6年目のこと。その石子社長を支えた思いとは何だったのか──。

会社を強くする! 実践経営塾

“マイスター制度”でモチベーションを高める

従業員のモチベーションをいかにして高めていくのか。どの会社にとっても常に追求しなければならない重要なテーマだ。報奨金などのインセンティブに加え、専門職が多い職場では、その技能を評価する“マイスター制度”を導入するのも一つの方法だ。介護と飲食という分野で、意欲を向上させるだけではなく、さまざまな波及効果も生み出している事例を紹介する。
・社会福祉法人あかね
・株式会社あさくま

チャレンジャー

目の前のことを一つひとつ。その先に夢の舞台が待っている
安藤美希子[重量挙げ選手]

  • 高校入学後、どの部活に入るか迷っていたんです。監督と先輩が楽しそうに勧誘してくれたから重量挙げを選びました。
  • いちばんの転機は高校3年生の春に膝の手術を決断したこと。痛みが消えたあと記録が伸び始めました。
  • 「失敗したら初心に戻る」「ひとつのことに集中する」。オリンピックの舞台で輝く日を夢見て練習を積んでいきます。