機関誌
マネジメントスクエア

マネジメントスクエア

2017年 10月号 リード

まちづくり発達史

発展状況と課題から見た地域振興策のあり方を探る
成田空港周辺9市町

東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年をめどに、更なる機能強化が求められている成田国際空港。マネジメントスクエア9月号では、パネルディスカッション「成田国際空港の更なる機能強化と地域経済の発展について」(主催:千葉県経営者協会)の報告と当社レポートを通じ、成田空港の機能強化に向けた近年の動きと課題等について紹介した。本号では、空港周辺9市町のこれまでの発展状況と課題、今後の振興策のあり方を、各市町の統計資料や地方版総合戦略などをもとに検討する。

企業最前線

味と安全へのこだわり。新たな業態づくりに挑むパンと米飯の老舗
株式会社川島屋

パンと米飯の製造・販売を主業に2016(平成28)年に創業100周年を迎えた老舗。大正時代に菓子舗として創業。やがてパン製造を始め、戦後の給食事業への参入、卸売りから小売りへの業態転換、製パンに加えて米飯製造にも進出するなどして、独自の地歩を築いた。ベーカリー「マロンド」は千葉県民おなじみのブランドだ。昨年秋、千葉駅エキナカにコッペパン専門店をオープンするなど、新業態・新商品の開発にも余念がない。

電気機器の修理で飛躍。ワンストップサービス体制を構築
アドレス・サービス株式会社

DMの作成・発送事業からスタートし、大手メーカーのPC組み立て、修理の受注を契機に事業は飛躍的に拡大。さらに部品の輸出入や国内物流、コールセンター運営、ビッグデータ分析など修理の周辺サービスを整備し、ワンストップ対応を確立。大手傘下ではない独立系修理企業として、顧客は国内外の大手メーカー50社を超えるまでに発展した。

会社を強くする! 実践経営塾

中小企業が挑む身の丈サイズのIoT

モノをインターネットにつなげて情報を集めるIoT(インターネット・オブ・シングス)。省力化や効率化につながり、ビッグデータを蓄積することで、それまで隠れていた傾向や実態も見えてくると言われている。今のところ、有効活用しているのは大企業を中心にまだ一部のようだ。だが中小企業も、ちょっとした工夫でIoTをローコストで実現できる。モノづくり企業で成果を上げている2社の実例を紹介する。
・武州工業株式会社
・株式会社東伸コーポレーション

チャレンジャー

海の上で学んだのは、風を読むおもしろさ
島本拓哉[ヨット選手(千葉県強化選手)]

  • 小学校の頃は放課後の鬼ごっこに夢中。勉強もスポーツも目立たない少年でした。
  • エンジンももたずに風だけで走るヨット。最初に乗ったときから魅了されました。
  • ヨットに魅せられつつも東京オリンピックを目指す仲間とは別の道を選びました。