機関誌
マネジメントスクエア
マネジメントスクエア
2019年 11月号 リード
台風15号、19号被害に心よりお見舞い申し上げます
創立30周年記念企画
「ちばぎん総研ビジネススクール」の魅力<前編>
【インタビュー】
経営層の育成に活用している
山本一郎[ちば醤油株式会社 代表取締役会長]
【対談】
充実した講義内容に加え、修了後の異業種交流が大きな財産に
荒井香名[株式会社共英 代表取締役社長]
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水野 創[株式会社ちばぎん総合研究所 取締役社長]
「ちばぎん総研ビジネススクール」は、企業経営における次世代リーダーおよび幹部社員養成を目的として、当社の設立当初から開催している基幹セミナ―だ。来年は8月からの通常コース(24期)に先立ち、【ちばぎん総研創立30周年記念】として、対象を経営者・後継者に限定した「特別コース」(23期)を2月から開催する予定となっている。そこで本誌ではこの機会に、ビジネススクールの魅力について、これまでのビジネススクール参加者を中心に2回にわたりお話を伺うこととした。今月は、ビジネススクールOB会会長であるちば醤油株式会社の山本会長と、県外企業の女性経営者で20期の同期会会長である株式会社共栄・荒井社長にご登場いただいた。
会社を強くする! 実践経営塾
商圏や顧客を絞り込み、市場を“深耕”する
「商圏」は広いほど、「顧客」は多いほど、販売先が広がって売り上げが伸びるような錯覚に陥りやすい。だが実際には「アブハチ取らず」に終わる場合も少なくない。そもそも中小企業には、商圏を広げたり顧客開拓に力を入れるだけの体力がない。だが、独自性と価値の強化=「小さく狭く濃く深く」の徹底は可能だ。「一品だけ」のスイーツショップと、商圏を絞り込むことで業績を伸ばしている街の電器店の例を紹介する。
・株式会社ドメーヌ(ケンズカフェ東京)
・株式会社セブンプラザ
2020カウントダウン―競技会場レポート
五輪初のサーフィン競技開催を控え、着々と準備が進む[一宮町]
今年5月に開催されたワールドサーフリーグ(WSL)チャンピオンシップツアー(CT)第3戦で、五十嵐カノア選手が日本人として初優勝。世界のトップクラスのサーファーたちを抑えての快挙で、来年のオリンピックへの期待が高まっている。そのサーフィンの会場となる一宮町で、東京オリンピック開催1年前イベントが開催された。最寄りのJR外房線・上総一ノ宮駅では東口の新設工事も始まり、本番に向けた準備が着々と進められている。
チャレンジャー
好きなことを仕事にしている充実感でいっぱい。
将棋のない生活はとても想像できません。
三枚堂達也[棋士]
- 負けず嫌いな私には将棋の白黒はっきりつくところが面白かった。
- 「中学生棋士」は夢のまた夢。奨励会を〝卒業〟するまで9年もかかりました。
- 師匠の精神を受け継いでファンを大切にする棋士でありたい。
文化を活かす 文化を育む
評価が高まる千葉交響楽団――山下音楽監督をお迎えして
【インタビュー】
進化を続ける、おらがまちのオーケストラ
山下一史[千葉交響楽団 音楽監督]
【寄稿】
演奏会に来てもらうために必要なこと
桜田 弘[双葉電子工業株式会社 代表取締役会長]
千葉交響楽団が短期間に大きく変化している。新たな主催特別演奏会として2019年8月にはファミリーコンサートを開催した。そして、これまでの定期会員、支援会員制度とは別に、楽団との新しい交流の場となる「応援団」を結成する準備も進められている。山下一史音楽監督が就任されて4年目となり、任期(5年間)も終盤に入った。次の5年も音楽監督を続けていただき、一層の技術向上と新しい文化(千葉交響楽団の個性、地域との関係)の創造を期待したい。改めて山下音楽監督に近況を伺った。
なお、本誌ではこれまで2回にわたり、山下音楽監督の千葉交響楽団について取り上げてきた(2017年1月号、2018年8月号)。2017年1月号のシンポジウムにご参加いただいた双葉電子工業株式会社・桜田弘会長には当初座談会にご同席いただく予定だったが、対談予定日が台風15号に重なり実現できなかったため、寄稿の形でご参加いただいた。