機関誌
マネジメントスクエア

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2019年 12月号 リード

創立30周年記念企画

「ちばぎん総研ビジネススクール」の魅力<後編>

次世代リーダーおよび幹部社員育成を目的とする当社の基幹セミナー「ちばぎん総研ビジネススクール」の魅力について、参加者にお話を伺うシリーズ後編。来年は8月からの通常コース(24期)に先立ち、【ちばぎん総研創立30周年記念】として、対象を経営者・後継者に限定した「23期特別コース」を2月から開講する予定となっている。 今号では、後継者が参加した市原市のトックスジャパン株式会社・秋元保次社長、2代目として事業に当たる千葉市の株式会社京葉エナジー・岩﨑剛士社長、ベンチャー企業を興した千葉市のケメット・ジャパン株式会社・滝川聡社長にご登場いただく。

【受講者インタビュー】
■講座の質の高さと人脈の広がりに魅力を感じた
秋元保次[トックスジャパン(株)代表取締役社長]
■経営者としてのスキル向上につながった
岩﨑剛士[(株)京葉エナジー 代表取締役社長]
■経営のうえで役立った学びの場を、後継者育成に活用
滝川 聡[ケメット・ジャパン株式会社 代表取締役社長]
聞き手・水野 創[(株)ちばぎん総合研究所 取締役社長]

企業最前線

「感動の創造と共有」を目指し、ブライダル産業に新風を巻き起こす
株式会社C・B・H

2003(平成15)年、南仏の豪華な邸宅を思わせるゲストハウス「アンソレイエ」を結婚式場として印西市に開設し、新たなウェディング・サービスを提供した(株)C・B・H。その後もさいたま市に、式場と保育園、レストランやカフェ、マルチスペースを併設した複合施設「三橋の森 ラ・クラリエール」をオープンさせるなど、ユニークな施設を次々に展開。ブライダル事業を軸足に顧客のライフステージに沿った事業構築を進め、近年は保育ビジネスの拡大にも注力する。

千葉大学との連携によりサンブスギと宮大工の技を活かした地産地消の家づくりに挑戦
株式会社大功

 1979(昭和54)年の創業から、地元・松戸市を中心に木材など建築資材の卸売りで発展してきた(株)大功。建築資材販売のプロとして「地域に安心を届ける」ことを経営理念に業容を拡大し、住宅のリフォームや新築までを手がけるようになった。さらに昨年からは、千葉大学、宮大工などと連携して県産材のサンブスギを活用した住宅「愉くらしの家」の普及プロジェクトに着手。県の新たなブランドづくりにつなげるとともに、木材の地産地消に取り組む。

会社を強くする! 実践経営塾

インバウンドの増大に向け、食の多様化に対応する

訪日観光客は年々増え続け、2020年の政府目標は4,000万人となっている。だが意外にも、食べるところに困っている人も少なくない。イスラム教の戒律で認められるハラールや、完全菜食主義のヴィーガンに対応した料理を出す店が少ないためだ。せっかく日本に来たならば、日本らしい食事をしたいと誰もが考えるはず。ハラールやヴィーガンへの対応は、飲食業にとって海外展開でも有力な武器となる。そのことを実証している2つの事例を紹介する。
・アセットフロンティア株式会社
・株式会社南部美人

2020カウントダウン―企業&イベントレポート


選手団を迎える空の表玄関として万全の準備を進める
成田国際空港株式会社

東京オリンピック・パラリンピックの大会期間中およびその前後には、空の表玄関となる成田空港に世界各国から選手団や競技関係者、訪日外国人客たちがやってくる。大変な混雑が見込まれるが、そのなかで出入国手続きや案内を滞りなく行うため、空港を運営する成田国際空港㈱(NAA)は早くから受け入れ体制づくりを進めてきた。本番の年を目前にして、大会を支える作業は追い込みに入っている。


2020年に向けた“公認プログラム”として開催
パラスポーツフェスタちば2019

 去る8月31日、「第4回パラスポーツフェスタちば2019」が千葉ポートアリーナで開かれた(主催・パラスポーツフェスタちば実行委員会、NHK千葉放送局)。東京パラリンピックを翌年に控え、今回は東京2020大会の公認プログラムとしての開催となった。パラスポーツの対抗戦や体験会に多くの参加者が集まり、来場者は延べ1万人を超える盛況だった。千葉県のパラスポーツへの取り組みと合わせて、その様子を紹介する。

チャレンジャー

「もっと外国人が暮らしやすい街にしたい」。
外国人の視点で松戸の魅力を発信。
レー・ガン・ハー、ギテレス・ハビア[松戸市役所・国際交流員]

国際化が急速に進む日本。多くの地方公共団体が「国際交流員」を任用することで、時代の変化に対応しようとしている。国際交流員とは、地方公共団体の国際交流活動に貢献する外国人のこと。日本政府のJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)を通して雇用されている。国際交流事業の企画・立案、公文書の翻訳・校正、さらに外国からの訪問客の接遇といったさまざまな事業に関わる。
千葉県の地方公共団体でも多くの国際交流員が任用され、松戸市役所でもふたりが活躍中。着任3年目となるベトナム人のハーさん、2年目のアメリカ人ハビアさんに話を聞いた。