わたしの意見-
水野 創
iPad革命
水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]
(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」1月20日号に掲載)
水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]
昨年の「iPad」の登場は大事件だった。
キーボードのない、タッチパネルだけの一枚の板。
しかし、担当者が、これまでの紙の説明資料の代わりに「iPad」をテーブル上におき、画面を示しながらご説明することで、お客様に対する説得力は飛躍的に向上するはずだ。
具体的には、
1.最適なときに、最適な箇所を、最適な大きさでご覧いただける
2.準備した画面を用い、その場でのシミュレーション等も行っていただける
3.お客様のご質問に対し、インターネット上のすべての資料を用いてその場でお答えできる
4.さらに動画、音声を用いた説明もできる。この大きさにしては音質もよい
逆に、同業他社に先を越された場合、特に巧みな動画を駆使された場合には、競争上極めて不利にもなりかねない。
早速社内にも数台導入し、主として調査部員、コンサルタントが外出時に携行しお客様とのコミュニケーションツールやメール端末として試用している。
また、業務やサービス内容を紹介した動画も試作しHPにアップした。
数ヶ月使ってみて、課題もあるが、基本的には思ったとおりの製品だと確信している。
課題とは、コンテンツの充実、特に動画の作成能力とレスポンス、また、今後発売される各社の競合製品との互換性の確保だが、いずれも克服可能な問題だと考えている。
動画コンテンツを手軽に供給すれば、よいビジネスができると思う。
まだ、ビジネス用にお使いになったことのない方には、一度試してみられることをお勧めしたい。
なお、今週月曜日(17日)に稲毛の当社から見えた富士山の写真を下記に掲載いたします。
晴天下の富士山
夕日に赤く染まる富士山
富士山を照らす夕影も少しずつ淡くなっていく
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