わたしの意見-
水野 創

ゴールデンウィークの人出への期待

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」4月27日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 いよいよこの週末からゴールデンウィークが始まる。

 東京ディズニーランドの再開、各種イベント・祭の実行、自粛の取りやめ、鉄道事情の改善、余震回数の緩やかな減少等により、4月中旬から県内各地の人の動きも徐々に変わってきているように感じられる。ゴールデンウィークにどこまで回復してくるのか、期待と不安の入り混じった気持ちである。

 関係各社が発表した期間中の予約状況等は、①国内より海外が厳しい、②被災地・被災地に近い地域が厳しい、という内容になっており、千葉は厳しい環境にある。

 しかし、予約段階の計数と実績は必ずしも一致せず(注)、しかも、発表文には「震災直後の春休み期間等と比較して確実に需要は回復傾向」との表現もある(ANA)。

 好天、原発の落ち着きに恵まれ、厳しい環境を乗り越える結果となることを期待している。

 (注)昨年の予約と実績比較(前年比)
JR東日本:予約0%→ 実績4%
ANA(国内線):予約15.9%→ 実績10.4%

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