わたしの意見-
水野 創

祝・大成功!「ちばアクアラインマラソン」  

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」10月25日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 10月21日、快晴、微風の絶好の天候に恵まれて第1回ちばアクアラインマラソンが無事終了した。1万人以上が東京湾アクアライン上を走っている映像の予想以上の迫力に感激した。

 昨年2月の準備委員会開催から実施までの関係者の熱意に敬意を表するとともに、ギリギリまで天候にはらはらしながら良い結果を実現した運の強さを喜びたい。

 県の発表によると、大会の参加者に関する主要計数は下表の通りである。

 出走者のほとんどが東京湾アクアラインを走ることができたが、日差しを遮るもののない長く続く坂道はランナーには厳しかったためか、完走率は73.8%と96.5%だった今年の東京マラソンと比べ低かった。

 出走者と沿道の応援者を合わせると、23年中の県内のイベントでは1988年第1回の歴史を持つ国際千葉駅伝の人出に匹敵する。伝統の祭り等を除くイベントとしては最多だ。高速道路を止めることによる経済面のマイナス効果もあったが、全体としては地域経済にとってプラス効果が大きかったのではないかと思う。

 この大会が第1回で終わらず、世界で唯一の海上を走るマラソン大会として定着し、東京湾アクアラインを走りに来る世界中のランナーを毎回お迎えすることができるよう願っている。

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