わたしの意見-
水野 創

祝・圏央道 つくば中央IC~境古河IC 開通 

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2017年3月3日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 2月26日、圏央道の茨城県内区間「つくば中央IC~境古河IC」が開通した。

 今回の開通で、千葉県大栄JCTから開通区間を含む茨城県方面に向かうと、埼玉県、東京都を経由し神奈川県藤沢ICまで連結した。

 県内の大栄JCT~松尾横芝ICは未開通だが、松尾横芝ICから木更津方面に向かい東京湾アクアライン、羽田空港、首都高、東名高速経由で、圏央道海老名JCTまで容易にアクセスすることができる。

 ここまで繋がると東京から放射状に広がる首都圏のイメージは様変わりする。縦横のネットワークの新首都圏だ。

 特に千葉県はこれまでの「半島性」、「行き止まり」イメージから、「2つの首都圏空港にアクセス至便な要所」、「都心に近く恵まれた環境」というイメージに変化している。便利なところには人は必ず集まる、戻ってくる。

 各県、関係者それぞれに思いがあろう。千葉・武蔵野アライアンス提携施策でも3月17日(金)に「圏央道が繋ぐ千葉・埼玉の未来を考えるシンポジウム」を開催することになった。筑波大学石田教授、ぶぎん地域経済研究所、弊社役員のパネルでどんな話題が広がるか楽しみだ。

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