わたしの意見-
水野 創

広がる古民家等活用プロジェクト  

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2017年6月2日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 今週は火曜日(5/30)、水曜日(5/31)と2日連続して古民家・歴史的町並みに関連するイベントに参加した。

 火曜日は「古民家を活用した観光まちづくりシンポジウムin大多喜町」の共催者として、また水曜日は千葉財務事務所が佐原で主催した「千葉活性化サロンin北総-北総地域における歴史的価値のある観光資源を活用した地域活性化について」の講演者の一人としての参加である。

 同じ古民家等による地域活性化を目指したイベントだが、それぞれの特徴が際立っていた。

 ①大多喜町は、アクアライン料金引き下げ・圏央道開通で東京が近づいた。活用が期待される多くの古民家が存在し、今回は、起業した事業者が創業の理念、成功への道筋を語り、多様な応援団がその手法を披露した。

 ②佐原は、成田空港に近い優位性がある。長い時間をかけ、東日本大震災の試練も乗り切って作り上げてきた歴史的町並みを活用し、今後より多くのお客様をお迎えし、長時間滞在していただくための体制作りについて、講演の後、参加者が意見交換した。

 環境の違いから双方のプロジェクトの課題には異なる点も多いが、すでに全国で行われている同種の取り組みとの競合、差別化を考えなくてはならない点では共通している。

 事業者が拠点としての魅力を高める、行政がインフラ整備・情報発信をする、点から線、線から面への展開に向け広域連携を進めることが欠かせない。

 地方創生の取り組みの一つとして今後も応援していきたい。

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