わたしの意見－
水野 創

(｢(株)ちばぎん総研BusinessLetter｣2018年6月21日号に掲載）

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

　6月2日、外環道（三郷南IC～高谷JCT）が開通した。

　開通後、成田空港活用協議会県内経済活性化ビジネスセミナー（4日、松戸）、麗澤大学オープンカレッジ（7日、柏）、柏商工会議所訪問（13日）と早速利用したが、これまで県内南北間移動時に感じたストレスから完全に開放された。

　14日には国土交通省関東地方整備局首都国道事務所、東日本高速道路(株)関東支社、首都高速道路(株)から「開通1週間後の利用状況（速報）」が発表されたが、実感を裏付けるものだった（図表）。

　外環道千葉県内区間は、1969年の都市計画決定以来、50年近くを要しての開通だ。半世紀前の人たちの先見性・構想力と、多くの課題を克服して今回の開通に結びつけたその後50年間の関係者の皆様の使命感と努力の積み重ねには深く感銘を受けた。

　今回の都市部の難事業の成功体験を受け、外環道と成田空港をつなぐ北千葉道路の全線開通にも大いに期待したい。

　なお、マネジメントスクエア7月号に国土交通省関東地方整備局の泊局長との対談を掲載します。

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