わたしの意見-
水野 創

本番に向け動き出した2020オリパラと県民の認知度

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2018年9月28日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 2020オリパラの各種ボランティア募集が始まっている。大会ボランティア(競技会場内で活動など)、東京都の都市ボランティア(会場外での案内など)が26日から募集を開始、千葉県の都市ボランティアはそれに先立ち9月12日から受付を開始している。

 2020というとまだずいぶん先のようにも感じるが、各競技の入場料についてはオリパラともにすでに発表済み、オリについては各競技の日程も発表されている(表では期間のみ表示したが、例えば、レスリングの8月3日は11:00-13:30,18:00-21:30と時間も発表されている)。実際のチケット発売はオリが来年春、パラが来年夏になる。

 このように本番に向けた動きが始まる中で、弊社は20日、2020オリパラに関する「千葉県民の意識調査結果」を発表した。

 今回の調査は、8月に、インターネットで県民1000人を対象に行ったものだが、①県内で競技が開催されることは8割の人が知っていたものの、②具体的な競技名を知っている人は、(7割近いサーフィンを除き、)レスリング、フェンシング、テコンドーが1割台、パラの4競技に至っては1割以下、③観戦意欲もオリで4割、パラで3割と残念な結果だった。

 有名選手も多く、これまでの実績もあるレスリングは県外からも多くのお客様が応援に来られると思うが、それ以外の競技、特にパラの4競技については一刻も早く皆さんと結果を共有し今後の対応を考えなくてはと、急いで公表することにした。

 2020に向け、これからも多くの競技大会や500日前、1年前イベント等も予定されている。これまで以上に情報発信の仕方を工夫して、大会への関心を高めていきたい。

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