わたしの意見-
水野 創

パラリンピックのチケット申し込み始まる

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2019年8月23日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

 東京2020パラリンピック観戦チケットの申し込みがいよいよ始まった(22日)。先行したオリンピックのチケットには申し込み殺到、入手難となった直後の申し込み開始であり、高い購入意欲が続くことを期待したい。

 県内競技の成功に向け取り組んでいる人たちの活動にも広がりがみられる。千葉駅周辺の商店街でのバナーフラッグ、JR千葉駅での階段アート、「パラ・チケットを買って、幕張メッセに観戦・応援に行こう!」運動 (「みんなで応援!千葉県経済団体協議会」)などだ。

 今回「チケット完売」に向けた手応えが得られればこれまでの取り組みの成果であり、大会成功に向けた第一歩となる。

 そして、大会成功のためには「チケット完売」以外にも満席での応援、レガシー構築、経済効果実現等多くの課題がある。第一歩を踏み出す現時点で、大会後も展望して準備が整っているか点検しておきたい。

 ①本番と同様の会場で行われるパラリンピックの「テストイベント」、「2019ジャパンパラゴールボール競技大会」(9月28,29日)の成功。

 ②大会期間中の交通混雑対策(働き方改革)。

 ③レガシー構築に向けたハード(バリアフリー等)、ソフト(ボランティア、声かけ・サポート運動等のおもてなし等)、拠点間・県内各地の回遊性確保、旅行・宿泊・スポーツツーリズム等による消費増加策。

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