わたしの意見-
水野 創

自治体により異なる県内の感染者発生状況

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2020年3月27日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役社長]

  東京都で新型コロナウイルス感染者が急増し、首都圏全体で今週末の外出自粛等が強く要請されています。

 一方、千葉県内では、地域により状況は異なります。

 ①2月から3月前半に初感染者、その後も増加:江戸川をはさみ東京都との往来も頻繁な4自治体と匝瑳市

 ②3月後半に初感染者:①周辺の5自治体と木更津市

 ③感染者が発生したが3月入り後の新規感染者はいない:千葉市、いすみ市

 ④まだ感染者がいない自治体:41自治体

 感染防止策のうち外出、往来の自粛策は、こうした状況に応じ、県内でもきめ細かく行う必要があると思います。また、感染者に海外旅行からの帰国者が多いため、帰国者の14日間の自宅待機等はすべての地域で該当者全員が必ず守ることが必須です。

 なお、こうした状況に対応し、弊社の主催するセミナーについても、東京セミナールーム開催分については当面中止することとし、県内開催分についても、プログラムを一部修正するとともに、14日以内に感染拡大地域への渡航歴がある方等には参加をご遠慮いただくことにしました。今後も状況の変化に応じ随時見直すことにしています。ご協力よろしくお願いいたします。

 

 

(図表2)コロナウイルス感染患者の発生状況

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