わたしの意見-
水野 創

2021年の夢:コロナ禍からの飛躍

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

(「(株)ちばぎん総研BusinessLetter」2020年12月28日号に掲載)

水野 創[ちばぎん総合研究所取締役会長]

 2020年年末、コロナ変異種に対処した入国停止措置で迎えることとなった。秋以降の感染急拡大と合わせ、想像を超えた展開になっているが、2021年に向けた夢を語ってみたい(表)。

 ①米国新大統領の就任を機に、民主主義、自由、人権、法の支配等の価値観を共有する国家間の連携が強化される。

 ②1月11日までの国民の努力、往来制限、ワクチンの効果確認、春の到来により変異種を含む新型コロナの冬のピークを乗り切る。オリ・パラまでには日本でもワクチン接種が始まり、オリ・パラの海外からの観客受け入れは一定の条件の下で可能となる。

 ③3月には聖火リレー、県内では1年延期されていた「いちはらアート×ミックス」が始まり、6月にはホストタウンに選手も到着。蓄積したマニュアルに沿った対応で感染拡大は抑止される。

 ④オリ・パラが最後まで開催され、新しい生活様式定着の下、関連分野のイノベーションが進む。経済活動の回復も加速する。

 ⑤この間、6月には2020年10月の国勢調査の速報が発表され、千葉県は人口増加を維持する。日本人で東京都を避ける動きが続くほか外国人も増加基調に復する。

 ⑥選挙もにらんだバラマキの持続が、オリ・パラ後を含め回復を支援。

 ⑦秋口以降コロナの流行再拡大も予想されるが、夏場の蓄積、ワクチン、適切な巣ごもり等の知見で今年ほどの影響は回避される。

 ⑧北千葉道路の西側区間の新規事業化が21年度中に要望通り実現する。

 できるだけ多く実現するよう願っています。この一年ありがとうございました。

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